INFATUATOシンドローム
雪「ゴホッゴホッ…おま…ゴホッ」


璃夢「無理に喋らないでください。声出なくなりますよ?」


雪「ゴホッゴホッ…………コホッ」


何か言いたそうだったけど、日向くんのことだきっと文句だろう。言わせないからね!


翼「り、璃夢って…」


璃夢「ん?なに翼」


日向くんをもう一度ベッドに寝転ばせ、少しだけ寝具を整えていると翼が控えめに声をかけてきた。


翼「怖いもの知らず?」


璃夢「えっ?そんなことないよ?でもそんなこと言ったら翼も怖いもの知らずだからね?」


翼「そうか?」


璃夢「そうだよ!」


日向くんのお父さん目の前にして扉バタンって閉めちゃうんだもん。

怖いもの知らずの何物でもないよ!


翼「じゃあ俺ら似たもの同士だな!」


璃夢「そうだね!あははっ!」


アレ?私なんで怖いもの知らずなんて言われたんだろ?私なにかしたっけ?


そう思ってよくよく考えてみたら…





私、本職のヤクザさんに出てけって言った!?
《気づくのが遅すぎる》


こ、殺される!?ヤバイヤバイ…命の終わり?16年間生きてこれたのが逆に奇跡?


翼「璃夢?大丈夫か?顔真っ青だぞ?」


璃夢「へっ!?だ、だ大丈夫だ、よ?」


翼「大丈夫そうに見えねぇんだけど?」

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