INFATUATOシンドローム
荘司「ま、まぁ…ヤンキー校だし極道んとこの奴がいても普通だけどよ…まさか…極道と友達になるとは……ごにょごにょ…」


最後の方、なんて言ってるのかな?わかんないや


璃夢「えっと…じゃあ今度こそ行ってきます!」


荘司「お、おう!家にいるから帰る時電話借りて家に電話しろ?」


璃夢「ありがとう!」


そう言って今度こそ家を出た。


璃夢「すみません、漣さん!お待たせしました!」


漣「いえ、大丈夫ですよ。ではお乗り下さい」


そう言ってクルマの扉を開けてくれた。


翼「おっ!璃夢!遅かったじゃん!」


開けてもらった後部座席には既に翼が座っていた。


璃夢「ごめん!翼も勉強会に誘われたんだね」


翼「おうよ!……あれ?お前スマホ持ってないけど、どうやって連絡きたんだ?」


璃夢「家の電話にかかってきたよ?」


翼「あぁ、家電か!うーん…でもやっぱりスマホ持ってた方がいいぞ?家にいない時とか連絡しやすいし。」


た、確かに!今日はちゃんと家にいたからよかったけど、買い物とかに出てたら気づかないもんね…。スマホっていくらぐらいするんだろう…


漣「では出発しますね」


璃夢「あ、はい!お願いします!」


そして車が発進した。


翼「にしても、電話来てから1時間はあったはずだけど…何してたんだ?」


璃夢「うぅ…ゴメンね?服が無くて買いに行ってたんだ」


荘司さんが、だけど。私がちゃんと友達と遊びに行けるような服持ってればまたせずにすんだのに…。


翼「…………服が…無い?」


璃夢「そうなんだよ…人様の家に行けるような服が無くて…」


なぜならジャージか女物の服しか無いから!


翼「…………そっか…着れないような服しかなかったんだな…。」


《何か誤解している》


翼「でも服買うお金あったのか?」


璃夢「荘司さん、あ、伯父さんが買ってくれたんだ!でも返さないといけないよね…。何年ローンかな」


翼「服にローン付けんなよ!聞いたことね〜」

< 296 / 540 >

この作品をシェア

pagetop