INFATUATOシンドローム
鼻も痛いのに翼に頭を叩かれたので頭も痛くなった。
押さえるところ増やさないでよ!手2本しかないんだから!
時雨「ちょ、翼くん!?璃夢怪我してるんだから叩いたらダメでしょ!?」
翼「璃夢が間抜けなこと言うからだろ?」
時雨「可愛いからいいじゃん!」
翼「意味わかんねぇよ!」
うぅ〜…鼻痛いよぉ〜。うへぇ、これ鼻から血出てないかな?人様の地面汚しちゃってない?大丈夫?
鼻を押さえながら玄関のコンクリートと上がらせてもらってる家の床を確認するけど大丈夫そう、だね。
雪「なに漫才してんだ。さっさと上がれ」
すると、少し呆れたような声をした雪くんが現れた。
璃夢「あ、雪くん。お邪魔ひます」
雪「…大丈夫か」
ふえぇ、雪くんが心配してくれてる。やっぱりツンデレさんは根が優しいんだよな〜。
璃夢「多分……鼻ちゃんと付いてる?」
雪「鼻が無くなるわけないだろアホか。………手当してやる。こっち来い」
璃夢「うわぁっ!」
雪くんに腕を引っ張られ、廊下を歩いていく。
雪「時雨、お前は反省しろ。」
そして急いでついてくる時雨に雪くんを振り返らず声をかけた。
時雨「……ゴメンね?璃夢。顔に傷が残ったら私が璃夢を嫁に迎えてあげるからね」
翼「なんでお前が夫で璃夢が嫁なんだよ。普通、逆じゃねぇか。」
そして同じく急いでついてきたであろう翼がそう言う。
あ、翼はまだ知らないのか。時雨が男の子だってこと