INFATUATOシンドローム


時雨「そうかな?…って!そんなこと言ったら私だって璃夢みたいに女の子らしくなりたいよ!」


璃夢「えっ!?女の子らしい!?」


私が!?ど、どうしよう!女の子らしいなんて言われたらまた雪くんに怒られちゃう!『男らしくしろ!』って言われちゃう!


璃夢「や、やっぱり見た目が?」


時雨「なんていうか…仕草とか喋り方?あと、雰囲気!」


仕草と喋り方と雰囲気か…仕草と喋り方は何とか直せそうだけど雰囲気はどうにもならないよ!!


時雨「それに、璃夢っていい匂いするし」


スンスンッ

そう言ってベッドから下りると鼻が肌につくんじゃないかってぐらい近づいてきた。


時雨「なんか香水つけてるの?」


璃夢「香水?付けてないよ?」


香水ってあれだよね、いい匂いのする水!荘司さんがよくつけてるやつ!

でもあれ高いんだよ?私がつけるわけないよ。だとしたら柔軟剤の匂いかな?


時雨「なんだろう…甘くてスイーツみたいな匂い?」


『甘くて美味しいスイーツみたいな匂い』?

あっ、もしかして


璃夢「荘司さんの香水かな?」


荘司さんの香水、確かバニラの匂いだった気がする。

荘司さんが買ってくれた服だから選んでる時についたのかも


時雨「荘司さん?」


璃夢「僕の伯父さんだよ」


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