INFATUATOシンドローム


「お前ら、魁が困ってんだろ?」

「男なんだから、んなに泣くなよ」

「つーか、下心見え見えだぞ〜?」


下心?

最後のクラスメイトの言葉で玖音と鷹也くんの肩がビクッとなった気がした


璃夢「あの〜、玖音?鷹也くん?」


鷹也「………だって璃夢さん、いい匂いするし…」


いい匂い?柔軟剤の匂いかな?思わず肩口あたりをくんくんと匂ってしまう。

うーん…自分の匂いって自分じゃよく分からないよね。臭いよりはいいよね!


玖音「………それに……柔らかいし…」


んん!?玖音さん今なんて言った!?柔らかい!?え、それって太ったってこと!?


玖音「ねぇ璃夢。後で聞きたいことがあるの…」


自分のお腹のお肉をぷにぷにと摘んで、『確かに少し太ったかも…腹筋の回数増やさなきゃ』と思ってると、玖音が小さな声でそう言った。

聞きたいこと?


璃夢「今じゃなくて後でいいの?」


今聞いてくれてもいいのに。もしかして、ここじゃ言いづらいのかな?


玖音「……ううん。後でいいの。」


璃夢「そっか、わかった。じゃあHRが終わったらでいいかな?」


玖音「うん…」


話しづらいことなら教室とかじゃない方がいいよね?うーん……保健室…とかかな?あとは、空き教室?あ、でもいい思い出ないよね。

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