INFATUATOシンドローム
ガラガラッ
大翔「茶番は終わったか〜?」
璃夢「大翔さん!おはようございまーす」
大翔「呑気におはよう言ってんじゃねぇぞ?」
何故か出席簿を手のひらでトントンと叩きながらこちらに向かって歩いてくる大翔さん。
えっ?なんか雰囲気怖くないですか?
大翔「お前、HR終わったら説教だからな?」
璃夢「えっ!?なんで!?」
怒られるようなこと悪いことしたっけ!?逆に悪いことされてたんだけど?
大翔「先週の俺への無礼な態度、忘れたわけじゃねぇよな?」
先週?はて、何かあったかしら?無礼な態度…え、全然記憶にないんだけどな
大翔「俺の授業に遅れてきたくせに、俺を無視して帰った…よな?」
はっ!あれのことか!
確かにあの時、全てがどうでも良くて無視した、かも?
璃夢「いや、まぁ、その…あの時は突発性難聴と言いますか…」
そうそう、聞こえなかったんだよ。急に聞こえなくなるやつだから仕方ないね!
大翔「国語で最低得点叩き出した割には難聴って言葉は知ってんだな」
璃夢「うわぁあああ!何勝手に個人情報暴露してんですか!?」
クラスの誰にも言ってないのに!友達にも言ってないのに!お母さんにも見せてないのに!
「じゃあ俺が国語のテストで最低得点じゃなかったのは魁のおかげ?」
「ってことじゃね?あっ!じゃあ俺の数学のテストが最下位じゃねぇのも、もしかして魁の!」
「じゃあじゃあ、俺の英語が最下位じゃねぇのも!」