INFATUATOシンドローム

やーめーてー!!そうだよ!そうですよ!全部最下位ですけど何か!?

全部最下位ってことは、GW明けテストはクラス最下位ですけど何か!?


璃夢「でも、大翔さん!僕、HRの後は玖音とお話するので時間ありません!」


大翔「あ゙ぁ?そんなの後回しでいいじゃねぇか」


玖音「そ、そうだよ!別に、そんな対した話じゃないし!」


璃夢「でも、先に約束したのは玖音だもん。」


私に対する説教なんてあとでもいいじゃん!せっかく今いい気分なんだから!


大翔「おい、小桜」


玖音「は、はいっ!」


大翔「ちょっと時間くれるよな?」


玖音「はいどうぞ!何分でも何時間でも何日でも!」


璃夢「そんな長い時間話すことないよ!?」


しかもそれお伺いを立ててるとかじゃなくて、もう脅しだから!教師が生徒脅しちゃダメなんだ!


大翔「はぁ…じゃあすぐ終わるから廊下出ろ」


璃夢「へっ?今ですか?」


大翔「放課後の方がいいか?みっちり話せるもんな〜」


璃夢「今でお願いします」


絶対今の方がいいよ!HRしなきゃいけないっていう時間の制限あるし!放課後なんて終わるまで帰れなさそうじゃん!


璃夢「だって、鷹也くん?」


私は今も抱きついている鷹也くんに離れて欲しいなって意味でそう声をかけた。

ちゃんと伝わったようで鷹也くんは『ちぇっ』と言いながらも離れてくれた


璃夢「玖音?」


玖音も『はーい』と言って潔く離れてくれた

そして廊下に出て直ぐに話すのかと思えば少し歩いたところで大翔さんが止まった。


大翔「早速話に入るぞ。お前、この土日家に帰ってないんだって?」


説教だと思っていたので頭くらいは叩かれたりするのかなと思っていたが、そんなことを聞かれ驚く。

しかも帰ってないことを大翔さんが知っていることにも二重で驚きだ。


大翔「大和から聞いた」


大和さんもなんで知ってるんだって話だけど…多分荘司さんから聞いたのかな?


大翔「で?なんで帰らなかったんだ?」


金曜日あんな変な感じで帰ったから余計に変な心配かけちゃった、のかな?


璃夢「えっと…金曜日、雨に濡れて風邪をひいてしまったので…朱雀の倉庫で休ませてもらってて」


大翔「朱雀!!!?!!?」


璃夢「はい、朱雀です」


朱雀って言っただけで伝わってるのかなコレ?多分驚いてるしそうなんだよね?なんで驚いてるのか分からないけど

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