INFATUATOシンドローム
大翔「お前、いつもの間に暴走族入ったんだよ。しかも朱雀って結構デカいし…グレたのか?」
璃夢「?…あぁ!違うんです!朱雀に知り合いがいて看病してもらってたんです!」
暴走族なんて危ないところに入ったりしないよ!お母さんに今以上に心配かけるのヤダし…
大翔「なるほどな。でも家に帰ることは出来たよな?ん?」
璃夢「いや、まぁそうなんですけど…」
なんで帰らなかったって…そんなの…
璃夢「熱が下がらなかったからですよ」
大翔「は?」
まる二日寝て、やっと熱が下がったんだよね。
羚焚も『電話はしてあるからゆっくり休め』って言ってくれたし
大翔「ホントにそれだけ?」
璃夢「えっ?そうですけど?」
他に何かある?
大翔「家に帰りたくなかったとかじゃないんだな?グレたとかそういうんじゃないんだな?」
璃夢「違いますよ!お母さんひとりにするの嫌だったけど風邪移したら嫌だったから帰らなかったんですよ」
大翔「はぁ…そっかそっか。ならいいんだ。」
あからさまにほっとした様子を見せる大翔さん
何がいいんだ?
大翔「ん、じゃあ話終わり。教室戻るぞ」
そして話は終わったらしく、大翔さんは教室の方へと向かって歩いていく。
えっ?これだけ?説教はしないの?頭叩かれる気でいたんだけど…
大翔「おら、早く来い」
璃夢「あ、はい!」
まぁいいならいいんだ!頭無駄に叩かれるの嫌だし!
そうして黙ってついていき教室に戻った。
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大翔「はい、HR終了。一限目の世界史のじーさん、病欠らしいから自習な」
そしてSHRが終わった。
えっ?クマ爺、病欠?大丈夫かな…まぁもう60後半らしいし。
なんで60なのに先生?って思った?なんかね、非常勤ってやつらしいよ?
《☆非常勤とは 決まった日や時間だけ勤務すること だよ。まぁパートさんみたいな感じ?☆》
あ、なんでクマ爺かっていうと、クマさんみたいに体が大きいから!私命名なんだよ?
クマ爺、優しいから好きなんだよね〜
そんなに体弱そうには見えないけど心配だな…
玖音「璃夢」
璃夢「あ、うん!」
玖音に呼ばれて私たちは一旦教室を出た