INFATUATOシンドローム


それから私と玖音は保健室で体操服に着替えて外に向かった。

しかし…


璃夢「くーおーん!怒らないでよ!」


ぷりぷりとしながら先を歩く玖音を追い掛け、やっと追いつき顔を覗きこみながらそういった。


玖音「これは怒らない方がおかしいよ!」


私は玖音を怒らせてしまったらしい。なぜ怒っているかと言うと…


璃夢「目の前で着替え始めたのがそんなに良くなかった?」


そう、私が保健室で着替える時ベッドのカーテンも閉めずに玖音の前で着替え始めたから。


玖音「良くないに決まってるでしょ!?もうすこし意識してくれるかな!」


そう怒られてしまった。

そんなに怒る?道場とか部室とかでもああやって着替えてたし…サラシ巻いてるし、インナーも着てるんだし…そんなに気にすること?


玖音「どうせ、『インナー着てるし気にする必要ある?』とか考えてるんでしょ」


璃夢「えぇ!なんでわかったの!」


玖音「璃夢が分かりやすすぎるの。」


そして『はぁ』と溜め息をついた


玖音「直ぐに僕がカーテン閉めたから良かったけど、もしあのまま着替えてたら外から見られてたかも知れないんだよ?」


外から見られる…?見られて困ることなくない?サラシ巻いてるし


玖音「バッカやろー!」


そう叫ばれた。


璃夢「な、なんで!?」


なんでバカって言われたの、私!


玖音「大きな声では言えないけどさ、見られてたらバレてたかもしれないんだよ!?危機感持って!?この学校に居られなくなってもいいの!?」


………はっ!そっか!サラシ巻いてるの見られたら胸潰してるのバレちゃうもんね!そしたら女の子ってバレちゃう!


璃夢「うわぁああ!ホントだ!ありがとう!玖音!玖音がいてくれて良かったよォ!」


そう言って私は玖音に抱きついた


璃夢「ありがとう!ありがとう!」


そう言ってほっぺをスリスリ


玖音「…………。」


スリスリするけど…玖音は無反応


璃夢「?…どうしたの?玖音」

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