INFATUATOシンドローム
翼「ガキだな」
雪「ガキだ」
悠真「ガキは言い過ぎだよ、二人とも。聞こえたらどうするの?せめて子供っぽいって言ってあげよう?」
煌月「なんか、小ガキを思い出すな」
悠真「煌月も!小ガキとか言わないの!」
なーんて言われてることには気づかない璃夢たちでした。
なんの競技の練習をしようかとグラウンドをぐるりと見回してみると
璃夢「あれ?グラウンドにいるのって一年生だけ?」
グラウンドには赤いジャージを着た人しかいなかった
私たちのジャージの色は赤色。二年生は深緑で、三年生は黒。
私たちが二年生になったらジャージの色は深緑になるんだって。珍しいよね?
しかもしかも、一年生のこのジャージと交換制だからお金かからないんだって!
悠真「なんか先輩たちは練習しなくていいから一年で使っていいって」
璃夢「へぇ〜!先輩たち優しいね!」
私たちのためにグラウンド譲ってくれたんだね!
悠真「あ、いや、そうじゃなくて…」
璃夢「えっ?」
悠真「先輩たちは練習なんてしなくてもまとまりのない一年くらい直ぐに倒せるって意味らしくて…」
ほほう、なるほど。舐められているというわけか。
璃夢「じゃあ先輩達にグラウンド譲ったことを後悔させちゃおう!」
樹「あれ?怒らないんですか?」
怒る?どうして?
璃夢「楽勝で勝てると思った時の敗北こそ最高に屈辱的でしょ?だから、怒るよりも行動だよ!」
大空「なるほど!『怒るより行動』!兄貴、名言ですね!!」
璃夢「名言?えっへへ〜そうかな〜?」
名言なんて生み出せるほど頭良くなっちゃったかな?
翼「信者だな」
雪「信者ほど怖いものは無い」
悠真「二人は信者って呼ぶんだね。僕らはファンって呼んでるんだけど」
煌月「色んな呼び方があるんだな」