INFATUATOシンドローム
嫌ならまぁ仕方ないかと思い私は離れようとした
理緒『あぁぁああああ!ズルイズルイ!!小桜ァ?なんで俺のハムスターちゃんに勝手に抱きついてるのかなぁ?』
いきなり流れた放送。しかも大きな声で話すから耳が痛いっ!
耳を塞ぐために素早く玖音から離れた
玖音「えぇ!?僕が悪いの!?」
なんで胡桃先輩はズルいって言ってるのかな?私、ジャージの長袖着てるし、汗臭いと思うよ?
っていうか、『俺のハムスターちゃん』ってどういうこと?私いつの間に胡桃先輩のものになったの?
翼「璃夢、モテモテだな」
璃夢「えぇー?それ喜んでいいの?」
翼「まぁ嫌われるよりはいいんじゃないか?」
あぁ、そっか!
由宇『理緒、進行しなさい。』
理緒『ムゥもうしーらない!俺やらないもん!』
由宇『面倒臭いよ。はい、次は200メートル走です。順番に並んでください』
理緒『あぁ!由宇俺のこと無視しっ』ブツッ
胡桃先輩の声を遮ってマイクが切れた
なんか、有栖先輩は手馴れてるね。翼みたいなお兄ちゃん感するし。
翼「なんだったんだ?とりあえず璃夢、200メートルだろ?頑張れよ?」
璃夢「うん!頑張ってくる!行こ!悠馬くん!」
悠馬「はい」
そして私たちはレーンの前に並んだ
悠馬くんは一番最初で私は一番最後。プレッサー凄いけど頑張るんだ!
《【プレッサー】じゃなくて【プレッシャー】ね》
早速始まった200メートル走。
璃夢「ゆーまくーん!!頑張れ──────ッ!」
そう言うと前を向いていた悠馬くんが振り返り、笑顔を見せてくれました
キュンッ
これにもまた心臓が変な音を立てた
パンッ!
そしてピストルが鳴った
璃夢「うわぁあああ!すごい!」
悠馬くんはとても速かった。ぶっちぎりの一位だった
パチパチパチパチッ!
思わず拍手してしまった。
走り終わった悠馬くんは私のところに走ってきてくれた
璃夢「ゆーまくん足速いね!ビックリした!」
悠馬「へへっ、恥ずかしいんですけど、元陸上部なんですよ」
璃夢「そうだったんだ!じゃあリレーも安心だね!」