INFATUATOシンドローム



昴「よーい」


はっ!集中集中!


パンッ!


そして私は走り出した


結構いいスタートダッシュだ!

よし!行ける行ける!あと少しっ!


あと少しでゴール!……という所で


「こけろぉぉおおおおおおおお!!」


隣のレーンの先輩が私の前に足を出してきた


璃夢「へっ!?」


咄嗟のことだったので引っかかってしまった


璃夢「ヤバっ!」


「ハッハッハっー!ざまーねー!」


なんか笑ってるけどそれどころじゃない!

私は両手を地面につけて、


「へっ?」


コケた勢いに任せて前方回転を3回繰り返してゴールした


パンッ!

璃夢「っ……イエーイ!ゴール!」


しかも綺麗に決まったね!


「「「「「・・・・・・・・。」」」」」


へっ?なんでこんなに静かなの!?私何かした!?


「ス」


璃夢「へっ?」


「「「「「スゲェェエエエエエエエエエエエ!」」」」」


翼「な、なんだよ今の!」


雪「………超人過ぎんだろ」


大空「さ、さすが兄貴です!」


樹「カッコいい!!しかも笑顔カワイっ!」


夜詩「ヤバ!俺もやってみてぇ!!」


衛「マジ、惚れるっス!」


鷹也「カッコイイィィイイイイイ!!」


煌月「……人間業じゃないでしょ」


悠馬「………あんなに小さいのに、凄いな」


玖音「人間?」


と色々なコメントを頂きました


《人間じゃないとディスられていることに
璃夢は気づいていない》


璃夢「いやぁ〜、照れるなぁ〜」


体育の成績だけ無駄に良くて良かったぁ〜

そう照れていると


大和『ゴラァァアアアアアアア!』


璃夢「っ!?」


大和さんの低い声がマイクを通して聞こえた


大和『おいゴラァテメェ、誰のことか分かんてんだろォなァ?あ゙ぁ?』


翼「うわぁ、すげぇキレてんじゃん」


璃夢「えっ?何をそんなにキレてるの?」


巻舌すごいし、声も低っ!


翼「はぁ?どう考えてもルール守らなかったからだろ?」


ルール?でも……


璃夢「ルールに足を引っ掛けてはいけませんってルールは無いよね?」


翼「はぁ…こんな時ばっかりトンチを効かせない」


コツンと頭を小突かれた


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