INFATUATOシンドローム



由宇「とりあえず分かんないけど、冷や汗かいてるから。理緒、離してあげなさい」


理緒「冷や汗?うわぁ!ホントだ!すごい汗だね!ハムスターちゃん、大丈夫?」


そう言って離してくれた


璃夢「っ、ふぅ…」


血、滲んでないかな?傷が開いてないといいけど…


璃夢「あ、ありがとうございました。有栖先輩」


由宇「いいよ。それより大丈夫?」


そう言って首に巻いていたタオルで汗を拭いてくれた


璃夢「大丈夫です…。すみません、タオル汚しちゃって…」


由宇「こっちこそゴメンね?俺が使ったタオルだけど…」


璃夢「滅相もないです!助かりました」


あのままじゃ、体育祭続けられなくなってたかもしれないから…


理緒「むぅ〜。由宇と仲良くするなぁ!」


由宇「理緒、そんなことより謝って」


理緒「っ、わ、悪いことなんてしてないもん」


璃夢「そうですよ!胡桃先輩、謝らなくていいですよ?」


胡桃先輩のスキンシップ?だもんね!使い方あってる?

《大丈夫です。奇跡的に合ってます》


大空「いーや!胡桃理緒!兄貴に謝れ!」


理緒「はぁ?」


あ、あや?なんか、バチバチしてない?なんで?


大空「兄貴が苦しそうにしてるのに気づかないとかサイテーだな!」


理緒「何、それ?手も足も出ないで見てたのはだぁれ?君が助けてあげたら良かったんじゃないの?」


大空「お前が先輩だから遠慮してたんだろ?」


理緒「そっちが勝手に遠慮しただけでしょ?てゆうか、敬語使いなよ?俺、君の先輩なんだけど?」


大空「俺は敬うべき人にしか敬語は使わないんだよ!お前は敬う価値なんてない!!」


理緒「んだと?あ゙ぁ?」


く、胡桃先輩が怖いっ!可愛い顔が般若みたいになってる!!

ど、どうしよ!止めないと!

そう焦っていると


ぽんぽんっ

肩を叩かれたので後ろをむくと


璃夢「あっ…ムグッ」


名前を呼ぼうとすると口を押さえられた


口パクで『行きましょう』と言ったので私は黙って頷き着いて行った



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