INFATUATOシンドローム




翼「飲みもの持ってきたからお前も飲めー!」


璃夢「わぁ!ありがとう!!」


翼「ちゃんと受け取れよー!」


えっ?取りに行くのに…。何?受け取れって



ビュンッ!!

璃夢「あわぁ!!」


投げるから受け取れってこと!!?ちょ、待って待って!!

飛んでくるペットボトルを見ながら少しずつ後ろに下がって行った


ドンッ

うわぁっ、またぶつかった!!

そしてまた誰かにぶつかった


龍虎「……………。」


しかもまた月城先輩だ!


璃夢「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!」


私はペコペコと頭を下げて謝った

二度も同じ方にぶつかるなんて学習能力のない!!


翼「っ璃夢ー!!ぶつかる!!」


イヤ、もう既に人とぶつかりましたから!これ以上何が来るっていうの!?

そう思って頭を上げて見てみると


正面からペットボトルが飛んできてました


うぇぇえええええ!!?!?どうしよう!避ける!?イヤ無理!!避けたら月城先輩に当たるし!!

そうだよ!【キャット】したらいいんだよ!!


《【キャッチ】じゃなくて?》


そう思って腕を上げる……


璃夢「◎△$♪×¥●&%#!!?!?!!」


けれど肩に激痛が走った

ヌオォォオオオオオオ!!痛い!痛い!痛い!!忘れてた!!怪我してること!!

うぅ!!傷口が熱く感じる!!


あっ!ペットボトル!


そう思った時にはもうほとんど目の前。


ヤバい!!絶対痛いよ!

ギュッと目を瞑って痛みが来るのを待っているけど



なかなか来ない?


そっと目を開けてみると


龍虎「……はぁ…」


月城先輩の腕が私の頭上にあった。その手には翼が投げたと思われるペットボトルが。

もしかして助けてくれた?


龍虎「……お前。」


璃夢「っ」


月城先輩の低い声に息を呑んだ

お、こってる?怒ってるの?なんで?

私、なにかしちゃったかな?



龍虎「……怪我、してるのか」


璃夢「へっ…」


龍虎「怪我してるんだろ」


心配したような顔で私を見ていた

そして私の肩を掴んだ


璃夢「ッ!」


しかも、怪我している方を。

い、たい!


龍虎「…どうしてそこまで…」


璃夢「?」


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