華麗なる最高指揮官の甘やか婚約事情
まだほんの数日なのに、ずいぶん顔を見ていなかったような気がする。やっぱりセアリエに会えるとほっとするし、一気に故郷が恋しくなる。
でも、まずはなぜ彼がここにやって来たのかを知りたい。
「どうしてここに?」
「姫様とセイディーレ閣下にいくつかご報告がございまして……少しお時間をいただけますか?」
そう言われて、私とセイディーレは思わず目を見合わせる。
今日初めて目線が合いドキリとするも、「どうぞ」と中へ促す彼の声で、一旦昨夜のことは頭の隅に置いておくことにした。
セアリエと共に応接間へ入ると、小さめのテーブルを囲んでそれぞれ椅子に腰かける。
アンジェがいないため、私がお茶を用意しようかと思ったけれど、セアリエが「姫様にそんなことさせられません!」と断固拒否するので、渋々やめておいた。
私とセイディーレに向かい合うようにして座ったセアリエは、皆が落ち着くと担当直入に言う。
「まず、山賊の首領だと目星をつけていた人物を、クラマインの騎士団と共に昨夜捕らえました」
「えっ、本当!?」
喜ばしい報告に私は身を乗り出して声を上げるものの、セアリエの表情は思いのほか浮かない。
でも、まずはなぜ彼がここにやって来たのかを知りたい。
「どうしてここに?」
「姫様とセイディーレ閣下にいくつかご報告がございまして……少しお時間をいただけますか?」
そう言われて、私とセイディーレは思わず目を見合わせる。
今日初めて目線が合いドキリとするも、「どうぞ」と中へ促す彼の声で、一旦昨夜のことは頭の隅に置いておくことにした。
セアリエと共に応接間へ入ると、小さめのテーブルを囲んでそれぞれ椅子に腰かける。
アンジェがいないため、私がお茶を用意しようかと思ったけれど、セアリエが「姫様にそんなことさせられません!」と断固拒否するので、渋々やめておいた。
私とセイディーレに向かい合うようにして座ったセアリエは、皆が落ち着くと担当直入に言う。
「まず、山賊の首領だと目星をつけていた人物を、クラマインの騎士団と共に昨夜捕らえました」
「えっ、本当!?」
喜ばしい報告に私は身を乗り出して声を上げるものの、セアリエの表情は思いのほか浮かない。