【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
(うーん、何時だろ?)
ゆっくりと目を開けて、まだ暗い事を確認すると結花はまた目を閉じた。
(ん?)
背中に感じる温かい優しい温もりに結花はゆっくりと後ろを振り返った。
(晃さん!!)
後ろからいつものように抱きしめられていることに気づき、また泣きそうになった。
(いつ来たんだろう……)
そっと晃の腕の中で反転すると、晃の顔を結花はジッとみた。
「うーん」
晃のその声に、慌てて結花はまた後ろを向いた。
「結花!」
その結花の行動を晃は許さず、結花を自分のほうに向けるとギュと強く抱きしめた。
「ごめんなさい……眠ってましたね」
晃の胸の中でゆっくりと言葉にした結花の顔を、晃はそっと覗き込んだ。
「結花、何を悩んでる?」
優しく言葉を掛けられ、結花はビクッと体を強張らせた。