彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)
「ここでするんですか?」
「はい。なにかございましたら、わたくし『杉田』にお申し付けください。」
「わ、わかりました、杉田さん・・・・」
「どうぞお楽しみください、凛道様。」
丁寧にお辞儀をすると、会場から出て行くボーイさん。
その後ろ姿を見ながら思う。
(あの人も『ラクシュアラー』の一味なのね・・・・!)
礼儀正しくて親切だったけど・・・
バトルになったら、殴るのは忍びないから、蹴り飛ばそう。
〔★攻撃変更はないらしい★〕
(それにしても・・・・)
会場の中を歩きながら呆れた。
(私達賞金首をつるために、これだけ大規模なの罠を張るなんて・・・・・。)
警察、なにしてんだろう?
呆れた後で考える。
これからのことを。
(やっぱり、何人かに声をかけて、仲良くなった方がいいかな?共同で戦えるようにした方が良いかな?)
戦闘が起きるかどうかわからないけど、仲間はいた方が良い。
大事な仲間は巻き込みたくなかったので、現地調達することにしていた。
組むなら、男の人が良いな。
(誰に声をかけよう・・・・?)
そう思って周囲を見渡していたら、
「失礼します。お飲み物はいかがですか?」
「え?」
先に私が、声をかけられた。
現れたのは、ギリギリまでスリップの入ったチャイナドレスを着た女性。
腰に手を当て、片手には、様々な形のドリンクがのったお盆を持っている。
「あーえっと、いいです。」
「ご安心下さい、アルコールは入っておりませんので。」
「いえ、そういう~意味で断ったんじゃ・・・・。」
顔を、シルキロール巻いてきてるからなぁ~
何か食べたり飲もうと思えば、口元の覆いを取らなければいけない。
のど仏の部分を見られると困る。
あと、片手しか使えないのに、それを塞いじゃうことにもなるので言った。