秘密の糸Season1㊤
そして唇を離した。


「…美菜。」



その時、涼汰君がそれに応えるように私に激しいキスをした。


ガタ


「んっ…ハァ…っハァ…っ」



そして、唇が離れた。


「…涼汰君…。」



「…これ以上したら、止まらなくなる…。」


「…いいよ。」


「え?」


「…止…めないで…。」


私は、涼汰君の目をまっすぐ見た。


その時、


「…分かった、シャワー浴びてくる…。」



そう言って涼汰君は、バスルームへ行った。


しばらくベッドに座っていたその時、


涼汰君がバスルームから上がり、バスローブ姿で立っていた。
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