秘密の糸Season1㊤
【舞由香side】

あたしは涼汰に電話を掛けた。


『…はい』


(…でてくれた。)


『涼汰…今、何してるの?』



『え…今?』



その時、涼汰の様子が変だった。



『…家だよ。』




(…そうなんだ。)



『…そうなんだ。…ねえ…会いたい。』



あたしは、咄嗟に涼汰君に会いたくなった。



別の男と会ってた罪悪感からか…。




涼汰の存在がいつのまにか濃くなっていた。



『今、ちょっと忙しいから…。またこっちから連絡するから。』



『…分かった。』



『じゃあな』



そしてあたしは電話を切った。



しばらくあたしは、涼汰からの連絡を待っていた。



その時、ツイッターの通知音が鳴った。



開くと、ツイッターからDMが届いていた。


あたしはページを開いた。


「…新堂さん!どうして…!」


だけど内容は、衝撃的な事だった。
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