秘密の糸Season1㊤
【円花side】

「このチャーム、秀兄ちゃんの?」


私がそう言った時、秀兄ちゃんの顔は強張っていた。


(…秀兄ちゃん?)


「…どうしたの?」


何だか様子が変だ。


明らかに動揺している。


その時、秀兄ちゃんが口を開いた。


「…昔、清羅に付き合っていた時あげたネックレスについてたチャームだ…。」


(…そうだったんだ。)



それにしたって様子が変だ。 


…でも返しておいたほうが良いよね…。


「…じゃあ渡しておくね。」


そう言って、私は、秀兄ちゃんにチャームを渡した。


「…ありがとう。」


その時、秀兄ちゃんはチャームを見つめていた。


だけど…私は何も聞けなかった。


…聞いてはいけない気がした。


俺はチャームをぎゅっと握りしめた。

何でだ…?

このネックレスは、二人で会うときしかつけない約束だった。

その時俺は、昔の事を思い出した。







円花に言われ、俺はドキッとした。




(違う…。これは俺が清羅に付き合っていた時に渡したやつだ…何で今更こんな所で…)

「…昔、清羅に付き合っていた時あげたネックレスについてたチャームだ…。」

「そうなの!?じゃあ渡しておくね」

円花はそう言って、俺にチャームを渡した。

「ありがとう」

俺はチャームをぎゅっと握りしめた。

何でだ…?

このネックレスは、二人で会うときしかつけない約束だった。

その時俺は、昔の事を思い出した。
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