秘密の糸Season1㊤
そして峯田さんは、屋上のドアを開けた。


ガチャ


開けると、男性2人がシートを敷いていて、お酒を呑んでいた。


その二人が、私達に気づいた。



「おかえりー!峯田早くね?ってあれ!?もしかして新堂?」


「さっきそこで会ってさー!」


「久々だな、林!」


「おう!」


「おー雅!久々〜!」


「おう、相変わらずだな、斉藤。」


「お前もな」


「美菜ちゃん、こいつが林。同じサッカー部だったんだ。
で、こっちは斎藤
斎藤とは中3の時の同クラなんだ。」


そう言って新堂さんは、二人を私に紹介してくれた。


「そうなんですね!」


「新堂の彼女?」


「え、マジ!?」


林さんと斎藤さんはそう言って、私をマジマジと見た。


「そうだよ。てかお前ら、見すぎ。」


「初めまして、新川美菜です。」


そして私は二人に、挨拶をした。
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