溺甘豹変〜鬼上司は私にだけとびきり甘い〜


「えぇーーっ! そうなんですかー! !」
「驚きすぎだろ」
「だっ、だってそんなこと今まで一言も。それなら早く教えてくださいよ!」

私が崇拝しているのも知ってたくせに。この前だってwebの講話が見られなくて残念がってたのも知ってるくせに……。

「聞かれなかったし、だいたい別にどうだっていいだろ。そんなこと」
「よくないですよ!」

自分の上司があのコロパゴの社長と友達だなんて、そんなすごいこともっと早く知りたかった。それなのに、どうでもいいの一言で片付けるなんて。

「知ってどうする」
「どうもしませんけど……」

なんとなく嬉しいから、なんて言ったらどうせ馬鹿らしいとか言われちゃうんだろうから言わないでおく。
< 124 / 291 >

この作品をシェア

pagetop