溺甘豹変〜鬼上司は私にだけとびきり甘い〜
「あー! 西沢さんだ! おかえり!」
そこにさらにうるさい男がやってきた。こいつもまた、本気なのかどうだかよくわからないが、自分の彼女の傘下に西沢を入れようとしていた。
そんなことともつゆ知らず、西沢も真壁なら大丈夫だとわけのわからない信頼を寄せ、泊まりに行こうとしたり、のこのことついて行き騙されたり。
苛立ちを募らせた俺は大人げないとわかっていながらも思いきり真壁を脅した。どうやらそれは効果てき面だったらしく、それ以降悪さは控えるようになった様子。
現に、以前のようにベタベタと西沢に触れるようなことはなくなった。今も適正な距離を保っている。