ダ・ル・マ・さ・ん・が・コ・ロ・シ・タ2 【完】
携帯が鳴ったのは、そのすぐあとのこと。
『もしもし』
『祐一郎!』
電話の相手はタクミ。
尻尾を巻いて逃げた、呪いのゲーム参加者のひとり。
……順番はたしか……。
『あのあと、どうなった?』
『それが……』
『まさか!? 』
『……浩介は、死んだよ』
2番目の鬼であるタクミには残酷すぎる答え。
詳しく話を聞きたいと言うので、教えられた住所に向かうことにした。
駅に着くと、すでに電車が動きだしている時間。
空も澄んだ青に変わりつつある。
疲労と緊張の緩和で極度に身体がだるく、乗客のまばらな車内に座り、眠りにつく。
『う゛ぐっ……っ゛あ゛あ゛ぁ゛っー……あ゛あ゛ぁ……い゛たぃよ……祐一郎……』
……ハッ!として目が覚める。
助けを求める浩介の夢を見ていた。
ちょうど正面に、駅名を示す電光掲示板。
「あ!」
今にも閉じようとしていたドアをすり抜け、間一髪でホームに降り立つ。
改札に向かいながら、スマホの地図に住所を打ちこんだ。