ダ・ル・マ・さ・ん・が・コ・ロ・シ・タ2 【完】
「それより、話の続きを聞かせてくれ。本当に浩介は死んだのか!?」
「……うん」
あえて多くを語らない僕を見て、タクミはそれ以上の追及をしてこない。
その代わり、この世の終わりみたいな顔をしていた。
「でも、大丈夫! 呪いを終わらせる方法、僕は知ってるから」
「マ、マジ!?」
ここぞとばかりに、受け売りの情報を話す。里恵から聞いた“終わりの儀式”についてだ。
「ちょっと待ってよ! 小指を噛み切られないと、呪いのゲームは終わらないってこと!?」
「まあ……そういうことかな。……っていうか、まさか、こうなるなんて思ってもなかったし」
皆、結局は自分が一番大事。巻きこんでおきながら、もっともらしい言い訳をする僕がそう。
「他には、ないのか!? ほら、なんていうかこう……簡単なやつ!」
死んだ友人を悼むことも忘れるタクミだって。
「ごめん。それ以外は、なにも知らない」
「……だったら、自分で見つけるしかないな」
タクミは急に立ちあがると、自分のデスクに座り、慣れた手つきでキーボードを叩きはじめた。
「僕も探すよ!」
ふたりしてネットを検索。
時間も忘れ、夢中で調べた。
だが……。
数時間かけて探したのに、見つかったのはせいぜい、嘘か本当かわからない、三流のゴシップ記事ばかり。
そこには、
《全国で多発する不審死事件。警察が隠蔽か?》
と書かれていた。
「これ見ろよ!」
タクミは、僕の携帯を手にとって読みあげる。
「中高生を中心に、手足が切断されて死亡するケースが数百件……」
発生しているらしい。
締めくくりは、こうだ。