長い夜の終わりにキスを
そんな私の考えが分かったのか、はたまた周りの私たちを見る目が変わったことに気づいたのか、三人はそれぞれ賛成の意を示した。
そして足早にギルドを離れると、ギルドから300m程離れたところに何故かあるベンチに座り、もう一度話始める。
「...それで、アリア。さっきの続きは?」
珍しく、アベル君が私を急かす。
ふぅ、と一回深呼吸すると、マスターの瞳をまっすぐに見つめる。
「マスター、そのクエスト私受けます。」
「は?アリア何言ってんの?」
頭おかしいんじゃないかと言わんばかりの表情で私を見つめるアベル君。
「そうだぜアリアちゃん。おかしいーー」
そしてそれに同意するオルトさんを遮った。
その時、わたしの目はマスターを見つめたままだった。
「...でもそれを決めるのは、私の憶測の答え合わせをしてもいいですか?」