四面楚歌-悲運の妃-
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「本日は姜賢妃が黄麟殿に渡られるます。
警護は近衛兵と軍女が8名配置いたします。
夜の皇后様の護衛は、梁天王および汀天王です。」


夕刻に訪れそう告げた軍妃官の報告に、頭を悩ませていた。



報告にきた軍妃官にしばし待つように告げ、相談をする為に崙矣がくるのを待っていた。


幾ばくかたち崙矣が急いで室に入ってきた。


軍妃官を横目に椅子に腰かける崙矣を確認し、早速本題を口にする。


『軍妃達を試しに黄麟殿と皇后宮に付けようと思うのだが。』


軍妃達にわかってもらうにはこうするほかないと思うが、私の独断では荷が重い。

なにせ、この一度で軍妃達は命を落とすしかもしれないのだ。





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