ある王子達のクセあり恋愛事情
レオsaid
「はぁ、もうよい。その事は無視して、話を進めるぞ。」
うわー、子供の訴えを無視するとか、ないわぁ……
そう思ったけど、進まないから、言わないでやった。感謝しろよ!!
「……。それで、三年間お前達を見張って貰うのは、平民の少女じゃ。」
……は?!
「い、いま、なんて言った?」
「平民の少女じゃ。」
「ええー…」
「めんどくさっ!!」
「少し心配だな…」
「女性ですか…」
皆の顔が曇ったな…。まぁ、仕方ないんだが。あいつらは全員、顔が良いからなぁ…。
「気にすることはない。その者は、愛国心が強くてなぁ。絶対に不平等な評価はせん。それにお前達に惚れる事もないだろう。」
「なんで断言できるんだ?」
「先程言ったように、愛国心が強いのもあるが…」
「はっきりしないなぁ。さっさと言ってよ。」
「……その者は、感情を失っているのじゃ。
ただし、きちんとどれが善か悪かは判断できるぞ。」
「感情を失ってる……?」
「ああ。記憶喪失とともに、感情も喪失したのじゃ。しかし、生きていくための知識は覚えている。人間関係と感情、感情の表し方を忘れているのじゃ。その事に間して、相談を受けていてのぅ。記憶までとは言わないから、感情だけでも思い出させて欲しくてな。」
「ふぅん。つまり、俺達にできる最初の国民達への奉仕ってことね……」
「ああ、そういう事だ。みな、頼んだぞ。」
「はぁ、もうよい。その事は無視して、話を進めるぞ。」
うわー、子供の訴えを無視するとか、ないわぁ……
そう思ったけど、進まないから、言わないでやった。感謝しろよ!!
「……。それで、三年間お前達を見張って貰うのは、平民の少女じゃ。」
……は?!
「い、いま、なんて言った?」
「平民の少女じゃ。」
「ええー…」
「めんどくさっ!!」
「少し心配だな…」
「女性ですか…」
皆の顔が曇ったな…。まぁ、仕方ないんだが。あいつらは全員、顔が良いからなぁ…。
「気にすることはない。その者は、愛国心が強くてなぁ。絶対に不平等な評価はせん。それにお前達に惚れる事もないだろう。」
「なんで断言できるんだ?」
「先程言ったように、愛国心が強いのもあるが…」
「はっきりしないなぁ。さっさと言ってよ。」
「……その者は、感情を失っているのじゃ。
ただし、きちんとどれが善か悪かは判断できるぞ。」
「感情を失ってる……?」
「ああ。記憶喪失とともに、感情も喪失したのじゃ。しかし、生きていくための知識は覚えている。人間関係と感情、感情の表し方を忘れているのじゃ。その事に間して、相談を受けていてのぅ。記憶までとは言わないから、感情だけでも思い出させて欲しくてな。」
「ふぅん。つまり、俺達にできる最初の国民達への奉仕ってことね……」
「ああ、そういう事だ。みな、頼んだぞ。」