【完】麗人、月の姫



「……………なるほど。一応その話も踏まえ、今後の修行に活かすとするか」


取りあえず今はコントロールが出来ないから、まずは出来るようにならないと!


「じゃあ、次は____……」


この過酷な修行は17時になるまで続いた。


「じゃあ、今日はここまで」

「あ、ありがとうこざいました……」

慣れないことをしたせいか、体がフラフラだ。


「ご飯の前に風呂でも入ってろ」

「分かった」

汗臭いこともあり、先にお風呂に入ることに。

言われた場所へ行くと、『湯』と書かれた男女別の、のれんを発見した。


女は赤ののれんで、男は青ののれん。


中は木の脱衣所になっており、洗面台や髪を乾かせれるようにドライヤーまで設置され、まさしく温泉に来た気分だ。

_______ガラガラ。


四角い石のお風呂になっており、雰囲気もとても良い。

今どき風にシャワーも設置されている。

こうゆうとこは割と現代よりなのかも。


ザブンっとお湯に浸かる。

丁度よい温度で、疲れた体が癒やされていく…………………。

「明日も頑張らなきゃ……」

今日は起きたばかりで、修行のことやこの国のことで色々あったけど、ただ思うのは今は現状を受け入れ、前に進むしかないってこと。


護ってくれる人がいるように、私もあの人たち、この城を護れるようになりたい。


「そうだ。あとで、倉庫に行ってみよう」

何か有力な書物とかがあるかもしれないし。

昔のご先祖様のことを知ることも、今の能力を知る1つ。

何か分ればいいな…………。



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