八百比丘尼と新選組-800歳の少女-
少し話を聞いていたところ、男はおそらく4人。




どうやら昨日の男たち…不逞浪士の仲間のようだ。




「んじゃ俺は家に誰もいないか確認してきますわ」




「おう」




ちょっと待って?!




こっちに来る?!




足音がどんどん近付いてくる。




スパン!




「…あ」




「あ?!」




私が焦っている間に見事に障子が開かれた。




「おいどうした……って女?!」




別の二人もやってくる。




「…お前、今の全部聞いていたのか?!」




その場から動くことなく、私はゆっくりと頷いた。




そして刀を抜く音が聞こえた。




嘘でしょ…。




昨日の今日で私死ぬの?




1歩、2歩、と後ずさると、何かが足に当たった。
< 18 / 56 >

この作品をシェア

pagetop