八百比丘尼と新選組-800歳の少女-
…刀…?




そうだ、これを使えば…!




私は先程まで手入れしていた刀を素早く拾い上げ、長い刀をスラリと鞘から抜いた。




大丈夫、構え方や斬り方は父さんに教えてもらった。




腕が鈍ってるかもしれないけど、やらないよりかはいい。




「おう?俺たちとやり合おうってのか。女のクセに?」




いや女関係ねぇから。




強い弱いって話だろ。




でもこいつ…大太刀だから家の中じゃ不利かな…。




「何ぼーっとしてんだ!」




いつの間に刀を抜いたのだろうか。




3人のうち2人が、刀を大きく振りかぶっていた。




「…っと!」




2人の刀を避け、一歩下がる。




さて…どうするか…。




やっぱり、一気にやってしまうか。
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