八百比丘尼と新選組-800歳の少女-
「…すまねぇな」




「いえ、こちらこそ」




気まずすぎるなぁ…。




無意識に髪をくるくると指に巻く。




無言でお茶を出され、軽く頭を下げた時だった。




「お前、あの不逞浪士達を斬ったのか?」




体が一瞬、ピタッと止まった。




そんなこと聞かなくても分かるでしょうに。




「…はい、私が斬りました」




こんなことで誤魔化したり、嘘ついても意味は無い。




聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で言った。




「致命的な斬り方…大太刀…不逞浪士…」




返事をした瞬間、何やら考え込み始めた。




どうしたのやら…。




そんな土方さんを横目に私はお茶をすすった。




まだ温かかった。
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