八百比丘尼と新選組-800歳の少女-
野郎共に使われる人生とかごめんだからな。




「身寄りもいねぇ、独り身、刀を扱える…そして強い。こんなに都合のいい人間なかなかいねぇぜ?」




「他を当たってください」




なんで私が使われないといけないのよ。




いつもため息を出すのを我慢していたけど、今回は露骨にため息をついた。




「お前を手に入れるために俺はなんだってやってやるよ」




「では私の前に一生現れないでください」




「それは却下だ」




なんでもって言ったのあんただろ。




「都さん、なんでそんなに嫌がるんですか?隠し事でもあるんですか?」




沖田さんの言葉にビクッと反応する。
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