八百比丘尼と新選組-800歳の少女-
原田さん以外の3人は難しい顔をして私をジッと見つめて来る。




「八百比丘尼…ねぇ…」




「んー……ちょっとばかし待ってくれ」




近藤さんは多分頭の整理をするんだろう。




一旦席を外した。




「…そんな急に言われても怪しすぎますよね」




「そりゃ怪しいけど…」




やっぱりそうだよねー……。




自分自身怪しいって思ってるのに他人に信じてもらえるはずないか。




「ま、ただの作り話と捉えてください」




話すだけ無駄だったか。




そんなこと思いたくはなかったけど、思わざるを得なかった。




期待なんて大きくなかった。




………でも少しだけ、信じてほしかったかもね。
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