男装女子。FIRST SEASON
かくして、台湾に着きました。
『日本より寒くない。』
零「あったかい。」
裕翔「あれ美味しそう…!食べたい!」
結「何なのここ!夢の国なの!めっちゃ綺麗!」
光「はいはいみんな、とりあえず宿に行かないと自由行動出来ないよ。」
『「「「はーい。」」」』
光先生に引率されて宿に行きます。
『おお、宿も凄い。幻想的。』
零「…温泉♪」
光「珍しく零がご機嫌。」
『温泉…もう入りたい。』
結「俺早く台北行きたい!!」
裕翔「それは三日目からでしょ。とりあえず明日からは食べることに専念しよう!!」
『うん!そうしよう!小籠包!かき氷!!牛肉麺!!!』
『「ひゃっほーい!!」』
光「落ち着いて、二人とも。時差はそこまで無いから大丈夫だとは思うけど、明日のために今日は早めに寝ような?」
『はーい。』
結「明日から活動開始なんだよね?じゃあ今日は明日からの作戦会議!」
『どこで食べるとか、何したいとか、色々決めないとね!!』
零「楽しみ。」
裕翔「旅館ってお土産屋さんないかな!!」
結「温泉!温泉入りに行こ!今から!」
零「賛成。」
光「そうだね!」
裕翔「…そういえば、ウサギってどうするの?」
『ウサギはこの部屋についているお風呂ですませる。てか今回は俺、温泉入れないのか。忘れてた。』
結「何それ、辛。」
零「…残念。」
裕翔「バレなければ大丈夫じゃない!?」
光「でもバレたらヤバいよね…?」
『だから、今度また来た時に温泉入るよ。ほら、4人はもう入ってきなよ。』
裕翔「…ホントに大丈夫?」
『大丈夫。ゆーて、多分さ、ある意味あれは露天風呂だと思うんだよね。ほら。』
結「はっ…ホントだ。」
『大浴場に行けないだけで、露天風呂には入れる…もはや素晴らしくない?てかそもそもここ金持ち過ぎじゃない?』
光「じ、じゃあ、俺たちすぐ入ってすぐ帰るから!」
『いいよ、ゆっくりで。』
結「すぐ!すぐ帰ってくるからー!!」
『はいはーい。行ってらっしゃーい。』
バタンッ