ドキドキ同居しています
「うん……」

「とりあえず、俺の上から降りてくれる?」

「あっ、ごめん!」

高橋さんはあわてて俺の上から降りると、俺の隣に座った。かなり近い距離に。

確か同級生で、隣のクラスの高橋瑠衣さんだと思う。

髪の長いミステリアスな美少女。


まだ家に帰る気分になれない俺は世間話をはじめてしまう。


「……そんなに俺のどこがいいの?」

「須王くんの全部が好きなの。どこもかしこも」

「全部……」

「さっき、なんか落ち込んでるみたいに見えたけど……彼女に浮気でもされたの?」
< 155 / 179 >

この作品をシェア

pagetop