【加筆・修正中】恋した君に愛を乞う
酔ってべったりと私に寄りかかる暁斗さん。
ここまで暁斗さんを運んでくれた藤堂さんをちゃんと見送ろうとしたのに暁斗さんのせいで見送れず。
でも藤堂さんが最後に言ってたこうするしかない、っていうのはどういう意味なんだろう。
「暁斗さん、ほら、こっちですよ」
「美緒、会いたかった……」
「えっ、ちょ、ちょっと待っ……、っ……!」
少し苦いアルコールの味。
早く寝室まで連れていかなきゃダメだと思い、キスを受けながら壁づたいに何とか歩き、やっとのことでたどり着く。
「ほら、暁斗さん、着きましたよ?あ、あれ……?」
肩で担ぐように暁斗さんの腕を支えていたけれど、寝室に着いた途端、ふっと暁斗さんの重みが消える。
なんで?と思い振り向くと、ベロベロでまともに歩けないはずの暁斗さんは部屋のドアの前にしゃんとして立っていた。
「ダメじゃない美緒。こういうのが俺を誘うことになるんだよ」
「え」
「だから、お仕置きしよっか」
「え、え、いや、騙したんですか?ちゃんと歩けるのに……あ!もしかして藤堂さんも共犯……?」
「そうそう共犯共犯。明日藤堂をぶん殴ってやりなよ。ね、美緒」
「えっ、あ……、あき……っ……!」
あっという間に暁斗さんのキングサイズのベッドに押し倒され、深く深く口付けられて言葉も発することが出来ない。