【加筆・修正中】恋した君に愛を乞う
「待って、暁斗さん……」
「待たない。ごめんね」
そう言って暁斗さんは自分のシャツを荒々しく脱ぎ捨てる。
すると程よく引き締まった上半身が露になり、そんな姿が目に入ると否応なしに胸が熱くなって、身体の奥から熱が沸き起こるような感覚に襲われた。
「んっ、ぁ……」
唇を味わい尽くすように貪られ、熱のこもった手は私の身体を滑るように這わされて。
運悪く大きく胸元が開いたタイプのカットソーを着ていたので、暁斗さんはすぐに胸元へと唇を寄せた来た。
準備も覚悟も何もできていないけど、きっと私はこのまま暁斗さんとーーーー
「ーーーー暁斗さん?あれ、……寝てる?」
私の胸元に顔を埋めたままの暁斗さんからは規則正しい寝息が聞こえてきて。
「嘘でしょ……」
どんなに話しかけても暁斗さんの返事はなく、すっかり寝入ってしまったようだ。
それなら、と覆い被さっている暁斗さんの身体をよけて起き上がろうとしたけれど。
「え、抜け出せない……?」
何をどうやっても私の身体に回されている腕をはずせない。
だけど上半身裸のままだと暁斗さんが寒いだろうと思い、抜け出すことは諦めてそばにあった毛布をかける。
何だか好き放題やってしまう大きな子供みたいだと、私はがっちりと押さえ込まれたまま小さく笑った。