浅葱色が愛した嘘




千年桜へと通ずる道は、まるで地獄絵図のようだった。



重なり合うようにして倒れている死体。



血の臭いで鼻がおかしくなりそうだ。



これだけの人数を相手に桔梗は今も戦っている。




『総司!後ろだ!』




ガンッ



『………っく』




総司を背後から襲ったのは、幕府に雇われたであろう盗賊だった。




総司は男を蹴飛ばし、体制を立て直す。



すると、その男に続いてぞろぞろと他の男たちが二人を囲んだ。



『ちっ、思ったより人数が多いな。


総司、殺れるか?』





『当たり前じゃないですか。

とっとと片付けましょう。』





土方と沖田は刀を構え、大勢の敵軍の中へと飛び込んでいった。






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