浅葱色が愛した嘘




『お、おいおい。総司ぃ……

やめてくれよ~

俺はなにもしてねぇよ?


な?平助、新八?

え、あ、あれ?』




沖田のただならぬ殺気を感じた永倉と藤堂はいつの間にか違う席に座っていた。





『お、お前らー!

俺を裏切りやがったなー!』




原田は訳の分からない事を騒ぎながら二人を追いかけ、


その二人は必死に原田から逃げている。




全く、この三人が揃えば賑やかを通り越してただの雑音だ。



< 57 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop