浅葱色が愛した嘘
どんなに空女が美しく乱れても
沖田の目は乾いて冷たさしかない。
めんどくさいなぁ。
さっさと終わらせようか。
沖田が空女の体を少し離し瞬間、
二人が部屋いた部屋の襖が突然合いた。
『!?!?!?!?』
沖田の目に一人の女が映った。
空女とは違って、
ちゃんとその瞳にはしっかりとその女がとらえられている。
『________何で君がこんな所に?』
『んぅ、あっ……。
あ、あなた。昨日から入った朱雀でありんしょう?
今は取り込み中だ、用件なら後にしておくんなんし。』
_________朱雀。
そう、部屋の襖を開けたのは桔梗だった。