レヴィオルストーリー2
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コンコンッ
いつもと同じように軽いノックの音をたてる。
返事がないのを確認し、マケドニスは鍵を開けると中に入った。
「アレン様、起きてくださ…」
顔を覗かせていつもの台詞を言おうとした。
が、言葉を止めて主人をジッと見る。
「…何でまたそんな窮屈な寝方を…。」
アレンは壁に背中をくっ付けてベッドの端で眠っていた。
寝心地悪いだろうに、とマケドニスは寝相がいいのか悪いのかわからないアレンに苦笑する。
「アレン様!ほら、そんな変な寝方しないで起きて下さい。」
揺さぶると主人は「うぅっ」と唸り、丸まって逆方向、つまり壁に体を向けるように寝返りをうった。
ちょっとおもしろくなるマケドニスだが、ちゃんと起こさないと朝ごはんの時間がなくなり怒られる。
「アレン様っ!起ーきーなーさーいぃいー!!」
「…っぅわぁあ!やめろっ!馬鹿っ!!」
イル伝授の必殺くすぐり攻撃でマケドニスは見事アレンを起こしたのだった。