レヴィオルストーリー2
「…シルラもまた一途ですね」
マケドニスがその後ろ姿を見送りながら言う。
扉に頭だけ突っ込んだその格好で言われてもなぁ…、とアレンは呆れたとか。
「断ってんのにな…」
いい加減諦めてほしいアレンは溜め息をついた。
「クナルも一途だといいんだけど…。」
このマケドニスの呟きを聞いたら恋話大好きなレイやイルは直ぐ様反応しただろう。
しかし鈍感アレンはその言葉に隠された意味を知らない。
「ふぅ。じゃあ朝飯行くか」
「はい」
そのまま二人は廊下に出て食堂に向かった。
「今日は午前中が執務で午後から会議が三つ、あとダルヌク国の首相と会談で他は執務ですね。」
歩きながらマケドニスが言う。
「ダルヌク国の首相…ブエノルさんか。久しぶりだな。」
アレンは少し嫌そうな顔をしながら呟いた。