レヴィオルストーリー2
ダルヌク国───四つの大陸の内の北の、ノーアス大陸の西に位置する比較的小さな国。
同じくノーアス大陸にあるリシェラルク皇国に東と南を囲まれていて、その大きさはレヴィオル国の四分の一程度しかない。
大陸の北部はある一定の地からは『神域』という神の住む地域となっていて、北はその神域に接している。
そんなダルヌク国の首相ブエノルを、アレンはあまり慕っていなかった。
ダルヌク国は国会政治制でレヴィオル国の王制政治とは違うが、貿易を両国とも盛んにしている。
その為、何度か会談もしたのだが…
「あの人、すぐ人のこと見下すんだ。」
「わかりますよ、あの短い髭を弄りながら偉そうにするんですよね」
アレンの呟きにマケドニスも付け足した。
初老のブエノルはまだ二十歳にもなっていないアレンを少し子供だと考えている。
それが態度にかなり出てバレバレだから、アレンは嫌なのだ。