レヴィオルストーリー2

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ついに来てしまった。

この時間が…。


「こんにちは、アレン君。久しぶりだね。」

「こんにちは…。お久しぶりです」


相変わらず偉そうな初老の男、ブエノルに小さい頃からお得意の作り笑いを向け、アレンはにこやかに挨拶した。


これから一時間半、ずっとこの愛想笑いで乗り越えなくてはならない。

普段は仕事中に笑顔などあまり出さないのだが、このオジサンは別なのだ。

この人はアレンの無表情を機嫌が悪いと解釈し、勝手に怒る。


機嫌が悪いのは本当だったりするが、国交などを考えると相手の調子に合わせなくてはならないのだ。



「よし、それでは始めようか。」

ブエノルのすました言葉で会談は始まった。



一時間半、といっても主な話し合いはいつも30分で終わる為、あとの一時間はほとんどがブエノルの自慢話。


毎回気が遠くなる思いとはこのことか、と思わされるアレンはとにかく笑顔で話を流す。




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