レヴィオルストーリー2
剣を突き出し、相手の喉元を狙う。
ブエノルはそれを辛うじてサーベルで受け止めた。
(ふぅん…)
意外とやるな、と感心しながらアレンは体を捻り、また剣で攻撃を繰り出す。
体に届く直前で止めてブエノルの服に当たった時、微かに変な音がした。
(…ん?)
「本気で、と言っただろう。寸止めもなしだ。」
ニヤリと笑い、ブエノルは剣を止めたアレンにサーベルを振りかざす。
それを難なくかわし、アレンはブエノルを凝視した。
(…まさか…)
いくら何でも、それはないだろう。
ないだろう、けど…。
「…?」
勝負を見ていたマケドニスは不思議に思った。
アレンの動きが一瞬止まったからだ。
それにさっき、微かにだが小さな音が聞こえた。