レヴィオルストーリー2
─────カシャンッ…!
「…え?」
突如響いた乾いた金属音に、その場にいたマケドニスや使用人は一斉に目を見張った。
ブエノルの背中の服が破れ、その中から厚さ一センチ程度の金属が真っ二つに斬られて出てきたのだ。
「…やる気が出た理由、これですよ。
確かダルヌクの最新技術で作られた鎧、でしたよね。軽くて頑丈、ダイヤモンド並の硬度が自慢の。」
アレンはその金属を拾い上げてまた笑った。
ブエノルは目を見開いてそれを見る。
「…き、斬った…?何だ、その剣が特別なのか?何故だ??」
「この剣は普通の剣ですよ。試しますか?」
アレンが剣を差し出すと、ブエノルはそれを手に取り金属に振りかざす。
ガチッと鈍い音がして、剣は金属を斬らずに止まってしまった。