レヴィオルストーリー2
「…ふん、小生意気な子供に少しお説教をしようとしただけだ。何が悪い。」
ブエノルはそう言って自分の部下たちに視線を送った。
「お前ら、このことは国で一切言うな。わかったな?」
「個人的にだった、って訳ですね。安心しました。」
ブエノルの言葉にアレンは冷たく言い放った。
「…その余裕が気にいらぬのだ。大人相手に、偉そうな態度をとりおって。殺されかけながらも平気を装うその強がりも、気にいらぬ。」
「アレン様がいつ偉そうな態度をとった!?」
マケドニスが憤慨してブエノルに食い付いたが、アレンはそれをやめさせた。
「強がりじゃ、ないですよ。…大人にこうやって裏切られるのは慣れてますから。
…けど、こうなった以上は信頼は持てない。国交ですが、貿易は止めさせていただきます。」
そのアレンの言葉にブエノルは苦い顔をした。
ダルヌク国は資源に乏しく、レヴィオルの豊かなそれを分けてもらっていたのだ。