レヴィオルストーリー2

「…ふん、小生意気な子供に少しお説教をしようとしただけだ。何が悪い。」


ブエノルはそう言って自分の部下たちに視線を送った。


「お前ら、このことは国で一切言うな。わかったな?」

「個人的にだった、って訳ですね。安心しました。」


ブエノルの言葉にアレンは冷たく言い放った。



「…その余裕が気にいらぬのだ。大人相手に、偉そうな態度をとりおって。殺されかけながらも平気を装うその強がりも、気にいらぬ。」

「アレン様がいつ偉そうな態度をとった!?」


マケドニスが憤慨してブエノルに食い付いたが、アレンはそれをやめさせた。



「強がりじゃ、ないですよ。…大人にこうやって裏切られるのは慣れてますから。

…けど、こうなった以上は信頼は持てない。国交ですが、貿易は止めさせていただきます。」



そのアレンの言葉にブエノルは苦い顔をした。



ダルヌク国は資源に乏しく、レヴィオルの豊かなそれを分けてもらっていたのだ。




< 182 / 861 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop