レヴィオルストーリー2
誰もいなくなってから、アレンはマケドニスにも命令した。
「…七帝を集めてくれ」
主人の真剣な表情と声に、マケドニスは緊張した面持ちで頷くとすぐに城に戻ろうとする。
しかしそれをアレンは止めた。
「ちょっと待って。あと、クナルも呼んで。」
「クナル、ですか?」
マケドニスは何故そうなるのだろうと首を傾げる。
アレンは少し苦い表情を浮かべ、
「…ココアに…何か入ってた。」
そう言って溜め息をついた。
「…え!?ココアって…、アレン様が飲んだ…!?」
「うん。」
「だ、大丈夫なんですか!?」
慌てるマケドニスにアレンはやっと小さく笑った。
「大丈夫、だから今こうして立ってるんだろ。」
「でも…」
「…マケドニス」
側近の声をまた遮り、アレンはまたまた真剣な表情に切り替わる。
「お前にだけは言っとく。…ダルヌク国は、レヴィオル国を狙ってる。支配下に入れようとしてるんだ。」