レヴィオルストーリー2
「お入り下さい」
ニーナが議事堂の扉を開く。
また使用人が列を作って待っていた。
ちょっと嫌になるアレンだが表には出さない。
だが使用人達が頬を染めているのを見たレイだけは浮かない顔をしていた。
ニーナに案内され着いたのは二階の会議室。
教皇が椅子の一つに座り、待っていた。
軽く挨拶を済ませアレンは指定された席に腰を下ろす。
レイ、ギルク、マケドニスもそうしたが、イルとクナルは別室に待機になった。
イル曰く堅苦しい会談は嫌いとのこと。
クナルはマケドニスが連れて来たいと言い、それに甘えさせていただいただけなので会談には参加しない。
「…ブエノルは何時に来ますか?」
テーブルの上に置いてあったペンを器用に回し、アレンが教皇に訊ねた。
ニーナが何か渋い顔をしていた気もしないでもないが、そこは無視しておく。
「あと30分程度ですわ。先に貴方達とお話しようと思いまして」
どうやら教皇がわざと時間をずらしたらしい。
怪訝そうに小さく首を傾げたアレンににっこり笑みを向け、それから背筋を伸ばし目を閉じた。